037 ビジネスマン失格の失礼すぎる健忘症。

最近、数年ぶりに外に出て仕事をする機会が増え、おかげ様で沢山の新たな出会いに恵まれています。それに併せて「あの悩み」が…。

それは私がまったく「人の名前を覚えられない」ということです。時々「会った人の名前や顔は忘れない」という素晴らしい能力を持った方に出会うのですが、本当に羨ましくて仕方がありません。私など顔も名前も片っ端から忘れていきます。ダニエル・キイス著「アルジャーノンに花束を」を初めて読んだ時、自分をモデルにしたのではないかと思ったほどです。…嘘です。

以前、地下鉄の駅で知っている方にばったり会いました。顔は思い出せるのですが、名前が全然出てきません。仕方なく全力笑顔で「ご無沙汰です！」と挨拶したらあきれ果てた表情で「一昨日お会いしたばかりですよ」と失笑されました。

以前、パーティーで知っている方にばったり会いました。顔は思い出せるのですが、名前が全然出てきません。仕方なく全力笑顔で「お名前は何でしたっけ？」と尋ねたらあきれ果てた表情で「〇〇ですよ」と失笑されました。そこで奥の手を使い「いやいや、それは知っていますよ〇〇さん！伺いたいのは下の名前です！」。しかしさらに冷笑され「岡橋さん、それ2回目ですから」。

一度は名刺にその人の特徴を書いておいて覚えようとしたのですが、本人（女性）の前でメモをした名刺を落としたことがあります。たまたま「笑顔が印象的」とか書いていたので恥をかかずに済みました。「ゴリラにそっくり」とか「ライオネル・リッチーにそっくり」とか書かなくて良かったー。

これでは完全にビジネスマンとして失格なので、とにかく集中して覚えようとすると他の大切なことを忘れる始末。これはトシのせいではなく若い頃からなのですが、何かいい手はないものでしょうか？考えてみれば名前だけではなく、あらゆることに忘れっぽい私なので手遅れかもしれませんが。

ヒントルームLABO 代表・岡橋秀樹
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