940 キレイゴトは言っていられないイデオロギーの闘い？

今日は終活ではなく就活の話題を。

4月からいよいよ大学4年生になった息子は就職活動たけなわです。

その息子がエントリーシートの書き方を指南してくれとやってきました。半年遅いような気もしますが、まぁいいでしょう。

現状書いているものを見せてもらうと、まるでマニュアルを書き写したかのような内容でした。つまり無難ではあるのですが、面白くもなければ個性もありません。

何よりもそこには仕事への思い、恋愛感情のようなものがまるで感じられませんでした。確かにマニュアル的な定番の内容は準備すべきでしょうが、エントリーする会社ごとへの恋愛感情がにじみ出るものではないと、先方からも愛してはもらえないことでしょう。

彼には何よりも情報収集不足を指摘しました。興味ある会社があるのなら、その会社についてはホームページなどの表面的な情報だけで調べるのではなく、例えば悪い情報まで、社員がブラック企業だと愚痴をこぼしているようなSNSまで、果ては経営者の趣味や性癖まで様々なプロフィールまで徹底的にストーカーのように調べろと。これは情報戦なので、キレイゴトなど言っていられないイデオロギーの闘いだと思えと。

息子にはかなり露骨な例えで企業との付き合いについて説明したのですが、果たして良い例えだったのやら。しかし、調べるべきことや調べ方などが全然足りていないということだけはようやく理解できたようです。

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岡橋秀樹
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