1210 ラウドマイノリティの空騒ぎに耳を貸さず、サイレントマジョリティの真の声を聴くべし。

リアルで対面式の様々な会合が多かった時代、声のやたら大きな方が自己主張するために騒ぎ立てて他の方がうんざりし、会議が成立しないような経験をされた方はかなり多いのではないでしょうか。職場ではうるさいだけの上司が役に立たない意見をがなり立てて混乱するようなことは、私自身もサラリーマン時代の苦い思い出として残っています。

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ここ数年のコロナの影響における数少ない良かったことは、オンライン会議がポピュラーになって面倒な方が騒ぎ立てにくくなったことではないかと。

普段はおとなしい方でも、いざしっかり意見を求めると、逆転満塁ホームランのような話をされるケースがあります。そしてしっかりヒアリングをしていくと、そちらに同調される方の方がよほど多いことがあるもの。様々な機能が駆使できるオンライン会議はそんな有益な会議を開催しやすくなったのです。

これにはファシリテーターの役割も重要。ファシリテーターの本来の役割は、司会をすることではなく、まして会議を仕切って自分の意見を主張することでもありません。あくまでも「会議の目的達成のための支援をする」役割なのです。

ラウドマイノリティ(声の大きい少数者)の空騒ぎに巻き込まれず耳を貸さず、サイレントマジョリティ(声を発しない多数派)の真の声を引き出して傾聴する、そして会議参加者にとって有益な結果を導くことが必要でしょう。

 

#一般社団法人プリエンド協会 代表理事
#ヒントルームLABO 代表
岡橋秀樹

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