511 直葬が増えてきた。

昨日、Yahooが配信した西日本新聞の記事『通夜も告別式もない「直葬」増加の背景 大手業者も参入』が公開されました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200129-00010005-nishinpc-bus_all

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直葬」とは、記事中にもあるように「火葬式」とも呼ばれています。遺体は墓地埋葬法で死後24時間以内の火葬が禁じられているため、いったん葬祭場に安置された後、翌日に火葬場に搬送されて近親者が見送るのが一般的。通夜や告別式は行わず、戒名やお布施などの仏事もないため「費用は一般葬の10分の1程度」となっているのです。

私は2015年から4年間、お坊さん手配や葬儀手配のサイトの企画運営に関わっていた経験が。様々な葬儀の手配を経験して、実際に全国的な動きで直葬が増えてくるのを体感しました。初期は都市部に多かったのが、徐々に地方部にも拡大してきているのではないでしょうか。

現実的なデータでいえば、2017年の公正取引委員会の葬儀業者アンケート調査(直近5事業年度)「葬儀の取引に関する実態調査報告書 H29.3.22」に興味深い数字が出ています。

【葬儀の形態別割合】
①一般葬 63.0%
家族葬 28.4%
直葬 5.5%
④一日葬 2.8%
⑤社葬 0.3%

このデータだけ見ると「何だ、直葬はまだまだ5%程度か」と思われるかと思います。しかし、本当にご覧いただきたいのは同じ調査による次のデータです。

葬儀形態による増加率
①一般葬  5.4%
家族葬  51.1%
直葬  26.2%
④一日葬  17.1%
⑤社葬  0.3%

つまり一般葬の伸びは少なく、シンプルな家族葬と、直葬がかなりの伸びを示しているのです。

今後はさらに直葬家族葬が増えて、いわゆる従来の葬儀はどんどんダウンサイジングしていくと思われます。この動きを終活ビジネスモデルとしてどうとらえるのか?私には少しアイデアがありますので、実現できるようプランニングしていくつもりです。

 

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