601 ゼロから始めるのは難しくても、ダメ出しなら出来る。

「さすがプロの書いた原稿ですね!感動しました!」

ある企業の経営者様とホームページ制作について打ち合わせをさせていただきました。その席での会話です。ただし、これは私が社長様に発した言葉。社長様からの言葉ではありませんw

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実を言えば、そもそもは私が書いた原稿がベースになっている話ではあるのですが。企業様でホームページや会社案内などの原稿を作成させていただくに当たり、入念に取材をさせてもらうのが常です。

企業によっては資料一式が用意され、時にはほとんどの原稿の草案が完成していることも。こうなると制作は早くなるものですが、今回のケースは資料一式、紙媒体すらありませんでした。

つまりはゼロスタートですが、社長様に長時間のヒアリングして原稿の叩き台を仕上げたのです。私も一応その手のプロではあるのですが、業務内容についての知識はほとんどありません。従って内容は薄っぺらく、辻褄の合わない部分もあるモノになったはず。しかし、それこそが狙いで、これをベースに社長様に手直しをお願いしたのです。

ゼロから作れと言われると二の足を踏むことはああっても、他人が作成したものを添削するのは楽でしょう。ましてや間違っているともなるとガンガン修正を入れてくださる方は居るもので。要するにダメ出しをしてもらえばいいのではないかと。

今回は修正というよりも、経営思想そのものまでしっかり吐露してくださった入魂の原稿にリニューアルされていました。私はそこに感動した次第です。

良い作品に仕上がっていくのではないかと楽しみになりません!


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