769 一言居士にご注意！

「この担当は〇〇さんですね。今日はもう議会に行かないけど、明日渡しておきますよ。明後日以降にフォローしてね！」

昨日、お付き合いのある某市会議員の方に私のお客様である経営者さんをご紹介しました。災害対策企画の営業活動サポートだったのですが、商品と企画にサッと目を通すや、すぐに冒頭の言葉が出ました。

この方はいつもこのようにサクサクと仕事をしておられるのでしょう。多忙な議員さんですし、目を通して片付けていかねばならない案件が山積しているはずで、いちいち深く関わってはいられないとは思います。が、瞬時に本質を察して、この仕事の最終判断には誰が最適かを悟ったのではないかと。さらには「どうせなら担当だけでなく、ついでに市長にも渡しておくよ！」との発言もありました。

驚いたのですが、あーこの人は仕事が出来るなぁ、と感心しました。おそらくご本人にとってはごく当たり前のことで、なぜこちらが感心したのか伝わらないと思いますが。つまり「テキパキと判断して即行動に移せる」のは仕事が出来る方の基本ですので。

F議員、ありがとうございました！

世の中には「一言居士」が存在して、この手の方はとにかく何でも一言口を挟まないと気が済まない。結局、判断に時間が掛かるということになります。その人を通すと時間が掛かって仕方がないので、いつの間にかスルーされてしまう、最終的には面倒なので信用されないタイプです。厄介なのは当人が「自分は仕事が出来る」と思い込んでいるところw

「余計な口を出す」「その場でジャッジできず仕事を引っ張る」「最終的にはスルーされる」。これだけで十分に仕事が出来るとは言い難いのですが。

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岡橋秀樹
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