840 会議“困ったちゃん”を御し易いオンライン会議。

最近はZoomなどオンライン会議による大人数参加型ミーティングが多く、私の場合は仕事の立場的に会議の企画・進行をするケースが結構あります。つまり会議のファシリテーターですね。

ここでいう会議のファシリテートとは

①意見を聞き出す
②意見をまとめる
③意見を整理して絞りこむ

ということ。

通常この役割は「結論を出すこと」はせず、あくまでもミーティングが円滑に進む段取りをすることに集中すべき。

様々な点でオンライン会議は通常のリアル会議よりは段取りがしやすいものです。

①時間配分の事前アナウンスがしやすい
②一方的に喋りまくる人を制御しやすい
③画面に資料を出すことでコントロールしやすい

特に通常だと一番困るのは②のケース。「ただキャリアだけある人」「ただ声の大きいだけの人」「ただ知識を披露したいだけで話の内容をその場で全く整理できない人」が喋りまくること。本人は気持ちいいかもしれませんが、参加者全員がうんざりするものです。オンラインではこのような「会議“困ったちゃん”」を御することが容易いのではないかと。

該当人物を一方的に黙らせるのではなく、ここがファシリテーターの腕の見せどころ。ここがオンライン会議ではリアル会議より遥かにやりやすいのです。

私の場合は会議のリーダーを務めることの多い立場上、最終的には決断して結論を自ら出さざるを得ない局面が増えるのはいささか問題かも。…という訳で、既に来年からの作戦は考えました。来年からはオンライン会議がさらに楽しめそうです。

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岡橋秀樹
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