1212 リスペクト・トレーニングで経済成長を。

ここ数年で「働き方改革」の概念が大きく変容し、絵に描いた餅ではない具体的なムーヴメントがどんどん起こっています。 

f:id:hintroom:20220412195306j:plain

最近で話題になっているのは「リスペクト・トレーニング」の重要性。簡単に言えば「職場でのハラスメント防止の取り組み」で、尊敬だけでなく他者の価値をしっかり認めることがハラスメント防止の本質であるということ。これは会社のみならず社会全体で大きな動きになってきました。

つい最近では映画業界のセクハラ、パワハラ問題は日本でもアメリカでもスキャンダルになったばかり。2017年から始まった「#MeToo運動」を皮切りに、完全に社会・文化が変わろうとしています。

コロナ禍で大きく業績を飛躍させたNETFLIXが、現場にリスペクト・トレーニングを取り入れたのは去年話題になりましたし、今年のNHK大河ドラマの現場でも撮影前にこの講習をスタッフ、キャスト全員が受講したとのこと。

日本でもこれまでに政府や商工会議所などがハラスメント対策の指針を発表していましたが、やはり絵空事でどうにも響かなかったのが、これほどまでに生々しい具体例が一般に報道されると影響力・説得力が違いますね。

國をリードする大企業や大きな現場だけではなく、国を真の意味で支える中小・零細企業の些細な現場でこそ、このようなリスペクトがなくては今後の経済成長はないでしょう。というか、世界的な競争に先駆けていくような仕事の文化を作れないのではないかと強く焦燥感を覚えます。

私も今、様々な仕事の現場でチームに一員として活動する機会が増えました。常にハラスメントについては意識をしているつもりですが、それでも気付かずに迂闊な言動で誰かを傷付け、働きやすい環境を損ねていることがあるかもしれません。いや、おそらくやらかしているでしょう。

今後はお互い様と認め合い、現代的な働きやすい現場を創出できるように心掛けて参ります。

※フォーブスの記事『理不尽を「リスペクト」で駆逐せよ 制作現場を変えるNetflixの本気』を参考にさせて頂きました。



#一般社団法人プリエンド協会 代表理事
#株式会社プリエンド・マーケティング 代表取締役
#ヒントルームLABO 代表
岡橋秀樹

【公式サイト】
https://pre-end.net/
https://hintroom.business.site
【公式FBページ】
https://www.facebook.com/PreEnd.assoc/
https://www.facebook.com/hintroom
【公式twitter
https://twitter.com/PreEnd_assoc
https://twitter.com/HINTROOM