101 寺離れは心のよりどころの多様化。

昨日、CBC(東海地方)の夕方のニュース番組「イッポウ」で、特集「お寺の経営危機?新ビジネスで生き残り」が放映されました。

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キャプチャ画像のように、「ある宗派で45%の寺が年収300万円未満、20年後には約3割の寺が消滅」とショッキングかつな生々しい現実が紹介された後、様々なお寺さんで取り組まれている新しいビジネスの形が取り上げられました。

曰く「お寺さんのための経営塾」曰く「寺カフェで布教活動」曰く「歌手活動で布教につなげる」などなどが紹介されたのですが、正直に申し上げてこれまで取材されてきたものやイベントで発表されてきたものばかりで新しい内容はありませんでした。

しかし注目されるべきは夕方の番組でも日常的にこのような特集が組まれるようになってきたということ。もはやお寺の危機は一般的な社会問題と言えましょう。私はこの現象をシンプルに「心のよりどころの多様化」と位置付けています。メディアが多様化したのと同じようなものではないかと。

とすれば、お寺そのものが多様化に対応すればいいと思うのですが。様々な企画が打ち上げ花火にならず、地域およびそのお寺のファンの方々への心のよりどころとして長く続くことが出来るように。

ヒントルームではそんなお手伝いをしていくつもりです。様々なヒントを用意しておりますので、ご興味おありの方はお問い合わせください。

 

ヒントルームLABO 代表・岡橋秀樹
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