160 メディアの衰退と復興へのご提案!
昨日ファミレスでミーティングをしたのですが、入口に大量の新聞が置いてありました。
これは無料での持ち帰り自由のフリーミアム新聞。購読意欲を煽るための涙ぐましい戦略。打ち合わせは長い時間に及んだのですが、新聞が持ち去られた形跡はほとんどなかったようです。今や新聞離れは激しく、前年度の販売部数を超えた主要紙はありません。
http://www.garbagenews.net/archives/2141038.html (データ参照・ガベージニュース)
かく言う私もかつては新聞を4紙読んでいた時期があります。しかしネットの普及に伴い、新聞を読む時間が夕方や夜もしくは翌日になってしまい、全然「新しく聞いた話」ではなくなっていました。やがて購読を全て取りやめることに。以来10年以上、新聞は一切購読していません。そして特に不自由を感じたこともありません。
数年前、息子が両親の家で新聞を初めて読んだ時に戻って来るや「新聞ってすごいね!」と言いました。理由を聞いてみると、自分の知らないことが沢山載っているとのこと。つまりネットばかり見ていたので自分に興味のある情報しか閲覧していなかった訳です。興味ない情報についても一般教養として知るべきことは多々ありましょうが、TVなど他のメディアでも十分に追うことはできますし、また興味ある情報のみ深掘りすることで得る知識もそれなりに貴重なものではないかと。
新聞はメディアとしてなくなることはないかもしれませんが、さらに衰退していくことでしょう。これを復活させるアイデアを残念ながら私は持ち合わせていません。しかしその代わり、使命を終えつつある新聞店の在り方をニュービジネスとして蘇らせることが出来るかもしれないアイデアならばご提案できるのではないかと。
方向転換を図りつつある新聞店の方からのお問い合わせ、お待ちしています。
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ヒントルームLABO 代表・岡橋秀樹
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