288 お寺の解散へ助成システム?

宗教と文化の専門新聞「中外日報」に掲載された気になる記事を紹介します。

「寺院解散時の事務経費、助成制度創設へ動く 天台宗」(2019年6月12日)https://www.chugainippoh.co.jp/article/news/20190612-001.html

f:id:hintroom:20181101201038j:plain天台宗は寺院解散時にかかる事務経費の助成制度創設に向けて動きだした。これまで寺院数を維持する考えが根強かったが、長期間、宗教活動の実態がなく活動再開も見込めない寺院については「解散もやむを得ない」との判断に傾きつつある。

寺院の存続策や解散合併の際の支援策などを話し合う無住職寺院教会及び兼務住職寺院教会対策小委員会(無兼住対策小委、座長=辻井芳道・宗議会議員)が3日に開かれ、寺院解散時にかかる事務経費を助成する制度案の骨子を固めた。』

天台宗という宗派のみですが最近の寺離れ、そして寺院減少を象徴するかのような、また拍車を掛けるかのようなニュースです。しかし、この仕組みがあればお寺の運営が進退窮まってどうしようもなくなるよりは余程マシでしょう。あるいは複数のお寺を掛け持ちする兼務住職にとって、重責から解放されるきっかけになるとも言えます。また、長年管理に困っている空き寺を処分することができるかもしれません。

一般企業でも倒産するにはそれなりの準備と経費が掛かるもの。下手をすればお金がなくて倒産もできない、お金がなくて継続することもできない。世話になっているお客様を放置することもできず…。

このような厳しい現状が理由で、宗派の本山である比叡山が解散するお寺のために助成システムを提供するということになりました。お寺の住職にとっても、宗派一門にとってもお寺がなくなることは断腸の思いに決まっています。地域や社会に迷惑を掛けない苦渋の英断ではないかと。

そのような状況になる前に、ヒントルームでご協力・お手伝いできることがあるかもしれません。またお寺が解散することになったとして、そこに関わっていたお坊さんには次の展開があるでしょうから新展開のお力添え・ご提案ができるかもしれません。

ぜひお問い合わせ下さい。

 

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