585 不寛容、そこには勇気と根性もない。

「岡橋さんが寛容になれるかもしれないチャンスじゃないですか？！」

その方は私にきっぱりこう告げました。

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私の弱点というか欠点は寛容性に著しく欠けること。キャパがあるように見せかけて、その実は受け入れ拒絶するものも多いのです。歳を重ねたせいか言動に出ることは以前より少なくなりましたが。いや歳を重ねた分ガンコになって、ダメなものは余計ダメと全く許容しなくなってきているかもしれません。

仕事をするに節操がないのはよろしくないですが、不寛容に過ぎるのもいささか問題ありではないかと思います。この性格が原因で、少し心広くすればうまくいったかもしれないものを逃していることがあるのではないかと。でもこれってバランスが難しいですね。つまり勇気と根性もないのでしょう。

以前より寛容であるべきと、周囲にも吹聴している割に自分が最たるものであるということをゴマかして生きてきましたｗ冒頭のセリフはそんな私の弱点をズバリ見抜いた経営者の方から、仕事に関わる体験を通じて学ぶべしとアドバイスをいただいたようなものです。

そんな訳で、これまではおよそ受け入れなかったようなものを受け入れてみる気になりました。まぁ、そんな大げさなことではないのですが、自分にとっては飛躍なのです。とはいえ、急に人間180度ガラッと変われる訳ではないでしょう。しかし、モノの見方の角度を変えて違う判断をすることは出来るかもしれません。

こんな時期だからこそ、少し自分を変えて可能性を広げてみたくなったのかな。自分に可能性があるかどうかは分からないですが。

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