295 メディア主客転倒によるSNS活用ノウハウが差別化のスタート。

「新しい名古屋メシ!〇〇〇!」

名古屋の街中を散策していると、飲食店でこのようなポスターや看板に出会うことがあります。中にはどう考えても無理のあるモノもあり失笑ものなのですが、これは名古屋に限らずどの地方でも同じような展開があるでしょう。「今、密かなブーム!」など、全然流行していないと思しき涙ぐましい努力をしているところも。

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情報過多な時代の今、この手の手法は難しくなっています。情報がない時代に仕掛けていた時代錯誤な手法がまだまかり通っているのです。いや、全然まかり通っていないですね。新たな手法がなく、旧態依然とした手法にしがみつくしかないのではないかと。

では新たな手法とは?

紙媒体の効果が著しく低下した今(効果がないわけではありません。メジャーではなくなっただけです)、ネット媒体の活用を模索している動きはどこにもあります。が、一時的なピークは過ぎ、メディア多様化によって新たなヒットがなかなか出ない、というのが実情。ホームページ制作でもSNS活用でも同じなのですが、デジタルとて基本は人手でコツコツ積み上げていく集積型の手法が必要ではないかと。

2006年に米国Time誌がパーソン・オブ・ザ・イヤーでホームページやブログ、SNSYouTubeなどに代表される個人情報発信を象徴する「You.(画面の向こうのあなた)」を選んだひと昔前あたりから完全に時代が変わり、メディアの在り方は主客転倒しました。メディアが情報を仕掛けるのではなく個人個人が発信する情報を整理・集約・分析して発信するのがメディアの役目になったのです。

その観点から広告を考えていくと「企業側の勝手な都合」をごり押しするのではなく、「本当に人々が必要としているニーズ」をいかに的確に捕らえているか。これが正しい広告の在り方となり、その発信のためにメディアを活用するのが理想的になりました。

メディアの在り方だけでなく、活用する順番も主客転倒しており、今はSNS(特にインスタグラム)活用のノウハウが差別化のスタートとの認識がありつつも、いまだ方法論が確立していないようです。

我々も今どきのクロスメディア型 #デジタルマーケティング を企画し、ようやく自信の持てる方法論が確立できてきました。既に導入をスタートしている企業様もあります。こちらでも今後どんどん発信して参りますので、詳細にご興味ある方はお問い合わせを。幸いにも良いチームに恵まれ、しかもそれは拡大していますので!

 

#ヒントルームLABO 代表・岡橋秀樹
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