353 これでも『#僧衣でできるもん』?

だから言ったのに。

もう全国的なニュースになっているのでご存知の方も多いかとは思いますが、大阪府松原市のお坊さんが今や社会問題ともなっているあおり運転をした挙句、僧衣のまま自動車から降りて相手の胸倉を罵りながらつかむドライブレコーダーの映像が公表されて話題になっています。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20190822/2000019425.html

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写真で紹介のTwitterの「#僧衣でできるもん」がニュースになったのは今年の1月末あたりでした。この時は僧衣のまま運転をして違反切符を切られてしまったお坊さんが居て、仏教界のごく一部から問題提起された発信が話題になったのです。

当時私は完全に論点がズレているという記事をUPした上で「半年以内にお坊さんが人身事故を起こして世論が同情からバッシングに変わるようなことが起こるのでは?」と書いたのですが、よもやこんな情けないニュースが発生するとは。記事をある程度書き移そうかと思ったのですが、この件を論じるのはあまりにもバカらしいのでやめておきます。どうぞリンク先の記事をお読みください。僧侶以前に人間失格ですね。

ニュースでは僧侶が匿名になっていたので、ネットでは早速“犯人さがし”が始まっています。どうやら松原市には29のお寺しかなく、既にニュース映像ではお寺の門が公開されてしまっているので、早ければ今日中にも特定されてしまうでしょう。私のところにもLINEなどで「知り合いのお坊さん?」など野次馬根性の連絡が。残念ながら存じ上げない僧侶です。知り合いじゃなくて良かった。

再度、また僧衣での運転が論争になるでしょう。私は書くまでもなく、僧衣での運転は絶対反対です。

1月のニュースでの私の見解は、お坊さんだけを見咎めるというのは不公平で気の毒。他にも着物を着たり、ヒラヒラした服を着たり、いかにも運転しにくそうな衣類で運転している人など沢山見かけます。あまり大きな声で言えませんが、夏場など私もビーチサンダルで運転したことがありますので。

だからと言ってそれがOKというのはいかがなものかと。運転に支障がある可能性はやはり否定できません。お坊さんの僧衣に限らず評価基準をしっかり定める配慮が必要ではないかと。

一方でお坊さん側も強く認識すべし。車が開発される以前の時代から着ている僧衣について、伝統や歴史を笠に着て反発するのはいささか無理があります。「お盆の季節はスケジュールが一杯だから着替えなどしている暇がない」というのは暴論に過ぎません。伝統や歴史を重んじるのであれば、徒歩でどうぞ。

時代の趨勢に合わせ、運転しやすい僧衣を導入している宗派もありますし、知り合いのお坊さんは僧衣で車移動ですが自分では運転しないとのこと。手間暇は掛かりましょうが、これぞ常識的な対応だと思います。

 

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