354 人の振り見て我が振り直せ。

最近「お寺集客コンサルタント」を名乗って仕事をさせていただいておりますが、かなり尖った肩書きのおかげか、様々なビジネスマンの方からミーティングのご依頼を受けることが。

いくらかは注目を集めているということで有難く受け止め、時間のある限りなるべくオファーには応じるよう心掛けています。中には本当に素晴らしいビジネスモデルからのコラボ依頼があり、これまで予想だにしていなかった新たなビジネスの創出に繋がるケースも。

しかし、少し困るのは「お寺へ商売を仕掛けたい人」が、私を単に紹介人にしようと接近してくることでしょうか。「〇〇〇というビジネスをしているのですが、どうか色んなお寺さんへ紹介してください！」「お寺で〇〇〇のイベントをやりたいので、ご紹介いただけませんか？」といった具合です。念のために書いておきますと、私はボランティアの便利屋ではございません。

ですので、「その紹介は私にどんなメリットがあるのですか？」と言うと目を白黒させることが。そんなことを言われるとは思ってもみなかった、といった体です。やはりここまで図々しくないとこういうお願い事はできないよなぁ、と妙に感心します。感心している場合ではないのですが。

面白いのでさらに「どうなのですか？」などと食い下がると（私もヒマですねｗ）、「いや、ご紹介いただけると御社にもメリットがあるかと思いますが」などと耳を疑う言葉が出てきてさらに楽しめます。楽しんでいる場合ではないのですが。

人の振り見て我が振り直せ。本当、このような無礼極まる依頼にもなっていない戯言を自分が誰かに言わないよう注意しなくては。…注意する必要もないくらい常識外だとは思いますけど！

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