136 バブルの遺物はアメーバ・マーケティングの賜物?

「実は今は全然違う仕事をしているんですよ!」

バブル時代に仕事をご一緒していた、当時気鋭のクリエイターさんへ久々に連絡したところ上記のリアクションがありました。実はこのようなケース、去年から3人目です。

当時は花形だったカメラマンさんやデザイナーさん、イラストレーターさんの仕事がIT化によってどんどんなくなってきました。皆さんが大活躍されていたのはもう30年近く前の話ですから、現代の事業寿命を考えるとやむを得ないことなのかもしれません。が、当時を知る者としては寂しい限りです。徹夜でバリバリ仕事をして、徹夜でガンガン遊んでましたから。

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また上記のクリエイターさん達、今も現役で盤ばっておられる方々はもちろん沢山いらっしゃるのですが、お仕事の悩みは他にも高齢化が挙げられるとか。後継者が育たないため、ベテランの方でもまだ現場!という感じでしはないかと。これまた寂しい限りです。あの時代、クリエイターさん達はお弟子さんを引き連れて颯爽と仕事をしていましたから。

そう考えるとバブルの遺物のような私がモノづくりの業界に何とか生き残っているのは、時代の趨勢に合わせてアメーバのように姿かたちを変えてきたからかもしれません。それを順応というのか無節操というのかはさて置いて、ですが。

元気なうちにまた皆さんと新しい仕事がしてみたいですね!

 

ヒントルームLABO 代表・岡橋秀樹
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