431 モノづくりの街・名古屋は製造への情熱120%、マーケティングへの情熱0%?

先日、あるメーカーが自社ブランド商品の製造販売を開始したので、web周辺企画の相談に乗ってほしいとのオファーをいただき、打ち合わせて参りました。

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「自社技術の結晶である」との商品でしたが、正直に申し上げれば商品として決定的な差別化ができていないもの。また価格もライバル商品と比較して高額なため、これは売るのが難しいだろうとの結論に至らざるを得ませんでした。

また別の日に、ある新開発の化粧品の販促を委託された企業様から同様の相談を頂戴したのですが、やはり結論も同様の展開に。

いずれの商品にしても言えることは、モノづくりの街・名古屋らしく製造に120%の情熱を注ぎこむあまり、マーケティングや販促にはまったく力が入っていないのです。本来であればこのネット時代、製造費用の40~50%の販促費用を掛けるくらいの力を入れていくべき。市場調査もソコソコに「やってみたい」欲だけが先に立ち、モノが完成してから「いいモノだから高額になるのは仕方がない」「だから販促経費は掛けられない」と開き直られても困るのです。

昨日の話の続きのような展開になりますが、この時点で話を持ち掛けられる我々も、ある意味では脇が甘いのでしょう。商品の企画段階で情報を入手して、最初からしっかり企画会議に関わっていくべき。その時点で仕様変更の提案や別企画の提案ができるはずですから。

これまでは同じような展開に対してただディスってきた私ですが、ビジネスプロデューサーとしてここは大いに反省すべきであると痛感。とりあえず、上記2社様には今後はぜひ最初から関わらせてほしい旨をしっかりご提案させていただきました。

 

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